蓬莱泉 純米大吟醸 摩訶 2017年12月5日 タクシー物語 これはボクにはもったいない。 生涯で2番目に美味しいお酒。 関谷酒造が自家栽培米「夢山水」を30%精米して造った「純米大吟醸 摩訶」をいただいた。華やかな香りとふくよかな味・・・美味しい。 創業150年の節目に、私たちは[…] 続きを読む
Dance Like Nobody’s Watchingを聴きながら 2017年12月2日 タクシー物語 昨日の湯豆腐の残りにうどんを入れて食べた。 それが正当な値段なのか分からないのだけれど、ひと袋28円。もやし38円。卵は10個入りで160円ほど・・・。 それから街を少し歩いた。 黄金色の街路樹の代わりにイルミネーション[…] 続きを読む
春の消息(柳美里著)を読んで考えたこと 2017年12月1日 タクシー物語 死ぬこと、と、生きること。 消息の意味。 春の生と死、ということでこのタイトルを付けたのだろう。その春とは、春という季節のもつ時間だけではなくて、死と生の「境界」という場所でもあるのだろう。そうしてその死と生とは、ただ死[…] 続きを読む
長時間が減らないもうひとつの理由 2017年12月1日 タクシー物語 人の欲望は果てしない。 その人の集合体である企業とか国家の欲望もまた果てしない。 成長しなければ、増収増益しなければ、前年比をクリアしなければ、トップも管理職も従業員も、その呪文を唱える。そうすればボクたちの生活は豊かに[…] 続きを読む
タクシー運転手に求められるたったひとつのこと 2017年11月27日 タクシー運転手になろう タクシー運転手になりたい人や、なったばかりの人の最大の悩みは「地理」だろう。 運転手は「地理」に拘り、囚われているのだけれど、顧客が求めているものや苦情には「地理」に関するものは多くない。先日起きた札幌のタクシー暴行事件[…] 続きを読む
もっくる新城で蓬莱泉を一杯 2017年11月27日 タクシー物語 酒を止められていた祖父が、隠れて、砂糖を舐めながら燗冷ましを飲んでいたことをよく憶えている。子供だったボクのほうを見て、ニッコリと笑った。そうして口止め料に小遣いをくれた。寡黙な人だった。ボクは、見てはいけないものを見た[…] 続きを読む
廃 2017年11月27日 タクシー物語 冬が来た。 忘年会は、クリスマスは、新年は、喧騒の繁華街の中に独りでいる。家族とか友人とか愛情なんてものとはほど遠い位置にいて、ボンヤリと人混みを眺めている。 落葉したイチョウ並木の枝が闇に突き刺さる。人たちは揺れながら[…] 続きを読む
長時間労働が減らない理由 2017年11月24日 タクシー業界 だって国が認めているんだから減るわけがない。 労働基準法では1日8時間、週40時間までしか働いてはならないのに、そうして健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を憲法が保障しているにもかかわらず、過労死や過労うつの人がいて[…] 続きを読む