月: 2016年6月

路上に横たわっていた男性がタクシーにはねられ死亡 タクシー物語

路上に横たわっていた男性がタクシーにはねられ死亡

日曜日の23時・・・。 その運転手は69歳。 普通は、年金をもらって余生をゆっくりと過ごしているのが、69歳なんて年齢の人たちなのだろうと、思った。 高齢者の雇用の受け皿、とか、女性ドライバー応援企業認定制度、なんて耳ざわりはいいのだけれど、こういったリスクをたっぷりと…
女性ドライバー応援企業 タクシー業界

女性ドライバー応援企業

タクシー事業における「女性ドライバー応援企業」の第一次の認定があったそうだ。 その認定基準は (1)雇用目標:女性ドライバーの雇用目標を設定していること (2)労働環境:女性ドライバーを含め、従業員が働きやすい施設・勤務形態の整備等に取り組んでいること、または整備に向け…
参議院選挙公示日、雨の日に考えたこと タクシー物語

参議院選挙公示日、雨の日に考えたこと

雨音のリズムに合わせて、貼りついてしまっている頭痛が音を立てている夜。鎮痛剤と酒、きっとよくないのだろうけれど、それもまた癖になってしまっている。ボンヤリとした意識と、底なしの哀しみ。 飛び魚を買ってきて塩焼きにした。この季節、もう少し夏に近いころか、故郷の海にはこいつ…
飲酒検問をしないたったひとつの理由 タクシー物語

飲酒検問をしないたったひとつの理由

ひと昔、いや、ふた昔前は、けっこう飲酒検問が行われていた。タクシー運転手も止められていた。 最近は、ほとんど見かけることがなく、それはきっと飲酒運転の厳罰化が抑止力になっていて、飲酒検問をしたとしてもその成果が皆無なのだろうと思っていたのだけれど、どうもそうではなくて、…
父の日、そして18歳選挙権施行の日に タクシー物語

父の日、そして18歳選挙権施行の日に

「お父さん」 なんて声が背中から聞こえる。ボクはふと振り返ってみる。まだ6歳とか7歳ぐらいの女の子。隣にいるボクよりもひとまわり若い男性を呼んでいる。「お父さん」。 きっとうるさい父親になっていただろうなあ、なんて若い子と話していると思う。コトバ使いとか、生活態度とか。…
夏日 タクシー物語

夏日

夏日。暑くて目がさめる。 睡眠不足の身体が水を求める。鎮痛剤を飲む。窓の向こうには雲ひとつない夏空。 少し前の夢をみた。少し前と言っても6年とか7年も前。ボクがタクシー運転手になったころの夢。そういえばもうそんなに時間が過ぎてしまったのだね。桃栗三年柿八年達磨は九年でオ…
品川心中を聴きながら タクシー物語

品川心中を聴きながら

終日独居。 寝ていても腹は減る。 お昼過ぎにざる蕎麦と日本酒一合少し。 夕食の買い出しにサンヨネへ行く。結局また泣く腹の虫のために一日が終わる。外食すればいいのだけれど、良い店を知らず。夕食に酒二合。野菜の煮びたしとカツオのたたき。 それほど量を飲むわけではなく、独りで…
あげまん考 タクシー物語

あげまん考

「あげまん、とか、さげまん、とかあるよね」 と言ったら 「えっ?」 なんて少し驚いていた。 日曜日、それも雨、そんな真夜中はきまって暇だったりする。 「福女、なんて言ったほうが良いかもなあ。その人と付き合うと運気が上がる、そんな女性を『あげまん』なんて言わない?」 「あ…
舛添知事雑感 タクシー物語

舛添知事雑感

だって、あなたたちが選んだんでしょ? そうして騙されたって騒いでいる、そういう風にボクには感じる。 法的には問題がないんだから、いくら道義的に道徳的に間違っていようと、政治活動費の使い方の問題で、似たようなことをほかの政治家もやっていて(その中には追及している都議会議員…