月: 2014年5月

公衆電話と五月の枯葉

公衆電話と五月の枯葉

2014年5月25日
まだ公衆電話を必要としていた頃には、こんなアパート界隈には10分も歩けば必ず1台はあって、夜にもなると誰かがその電話にしがみついていた。 並ぶのも悪い気がして、部屋に戻って10分ぐらいして出直しても、まだ会話中なんてこと[…]
夕ご飯何にする?

夕ご飯何にする?

2014年5月25日
「夕ご飯、食べなきゃ」。夕方目がさめて時計を見ると、そろそろ近くのスーパーマーケットの閉店時間で、慌てて着替えて走って行った。 週末のスーパーは家族連れで賑わっていたのだろうけれど、閉店まぎわだったせいかカーテンコールも[…]
高齢労働、香嵐渓の夏

高齢労働、香嵐渓の夏

2014年5月20日
タクシー運転手には高齢労働者が多い。年金受給しながら「孫のこづかい稼ぎ」「パチンコ代」なんて言いながら働いている。いつまで働くんだろう。 ボクは、転職願望みたいなものから逃れることができなくて、というか失踪願望(ボクの場[…]
新たな“労働時間制度”…

新たな“労働時間制度”…

2014年5月20日
不規則な生活をしているせいだろう、こんな時間に目がさめて眠れない。 このまま朝をむかえて、そのまま出勤するのだから、良いはずがない。 ボクにとってもお客様にとっても…。 少し湿った空気が夜の底に漂っている。そのことが安ア[…]
さよなら田中和風寮

さよなら田中和風寮

2014年5月15日
10年一昔と言うけれど、想い出なんてのはそれほどピンボケもしていなくて、周辺までシッカリと記憶の中に写し込まれていたりする。 当たり前のことなんだけれど、ちょうどボクは今よりも10歳若くて、夢とか希望なんて、いま考えると[…]