月: 2014年2月

名古屋無差別殺人未遂事件について考えたこと

名古屋無差別殺人未遂事件について考えたこと

報道では「誰でもよかった」ことについての見出しが多いのだけれど、ふつうこんな事件ってのは「誰でも」いいんじゃないのか?無差別殺人事件というのは、今回だけが特異なケースではなくて集団がある限りかならず起こり得る犯罪だろう。文明がそれを可能にしているということもあるし、その…
トヨタ、4工場で生産停止 大雪で部品届かず・・・ トヨタ自動車について

トヨタ、4工場で生産停止 大雪で部品届かず・・・

2007年の新潟県中越沖地震による部品メーカーリケン被災で全工場が生産中止になった時のことを思い出した。物流インフラは相変わらず脆弱であり、第二東名なんてのを作ったとしても東名のさらに山側に位置しているもんだから雪に対してはさらに役立たずだ。 積雪が週末14日金曜日から…
血圧とカリウム タクシー物語

血圧とカリウム

タクシードライバーは血圧が高い人が多い(と思う)。ボクも高い。その理由として、 (1)運転という連続した緊張 (2)長時間労働による睡眠不足 (3)(1)や接客業というストレス (4)不規則な食生活 (5)喫煙率の高さ なんてことがあげられる(と思う)。不規則な食生活が…
「抱きしめたい 真実の物語」タクシー運転手の本分

「抱きしめたい 真実の物語」タクシー運転手の本分

道路運送法第一条には「…道路運送利用者の利益の保護及びその利便の増進を図るとともに、道路運送の総合的な発達を図り、もって公共の福祉を増進することを目的とする」とある。「利用者の利益の保護」「公共の福祉を増進する」という道路運送の目的、すなわちタクシーの目的が明記されてい…
非正規雇用と女性セブン 非正規雇用について

非正規雇用と女性セブン

「女性セブン」2月20日号に「非正規雇用 募る不安 積もる不満 『貧と負』のスパイラル」という記事が掲載されているらしい…。「らしい」と言っているボクも、その「貧」に区分けされる労働者なので、その数べーじの記事を見るためだけに数百円を出すなんてことはしない。そんな金があ…
豊橋漂流(4) 豊橋漂流

豊橋漂流(4)

わかれうた…… 道に倒れて名前を呼び続ける誰かがいる中島みゆきさんは幸せかもしれない。 飲んでも飲んでも酒に酔えないのは、酒が強いわけではなくて、この街でいつもなにかに警戒しながら生きているせいだろうと思う。どこかでブレーキをかけてしまう。安全装置が作動する。ひとりで歩…
砥鹿神社で初詣で(2) タクシー物語

砥鹿神社で初詣で(2)

今年は立春前に行けてよかった…。 砥鹿神社で初詣(で) 砥鹿神社で、という特別な理由もないんだけれど、場所の持つ力というか方角というか、どうも行ってしまう。「とりあえず砥鹿神社」(ばちあたりか)なんて「とりビー」みたいなことかもしれないなあ…。無事であったことへのお礼参…
阿部利樹容疑者の正義 タクシー物語

阿部利樹容疑者の正義

要するにアクリフーズ事件ってのは日本の雇用問題に対するテロだったんだね。 じゃあ、多くの契約社員や期間従業員、派遣労働者なんて非正規労働者にとってはヒーローであって、「よくやった」なんてことなのかもしれない。そして阿部利樹容疑者の正義が実行されたわけだ。もうひとつのアベ…