月: 2013年8月

水不足になりゃダムを、電力不足になりゃ原発を、ってことか タクシー物語

水不足になりゃダムを、電力不足になりゃ原発を、ってことか

25%節水をしているらしいのだけれど、まだ夜間断水もなければスーパーにはミネラルウォーターが山積みにされている状況だから、それに台風も近づいているので、実感がない。宇連ダムの貯水率は3%なんて一昔前の消費税ほどで、恐怖的な数字なのだけれど、豊川の流れを見ているとなにかの…
処暑、藤圭子さんの死で考えたこと タクシー物語

処暑、藤圭子さんの死で考えたこと

結婚って誰が幸せになるんだろうね? なんて話すと、みんな黙ってしまう。 寂しさゆえに恋が芽生え、なんて感じでできちゃった婚の人なんてのは、その瞬間は幸せだったりしたのだろうけれど、例えばそんな計画性のない人が人生を計画的に設計できるかというと、まあ、出来る人もいるだろう…
甲子園の月 タクシー物語

甲子園の月

高校野球には敗者の美学がある。いや、高校野球だけではなくて、スポーツとは突き詰めれば負けることが重要なことなのかもしれない。必ず負ける。全国4000校から甲子園に出場できるのが49校、そして優勝できるのは1校だけだ。 彼らの涙が人気の秘密なのだろう。桜の花のような、特攻…
トヨタ社員が飲酒運転で当て逃げだってさ トヨタ自動車について

トヨタ社員が飲酒運転で当て逃げだってさ

「田原市浦町南松崎、トヨタ自動車社員」が「飲酒のうえ乗用車を運転し」「田原市の会社員の男性(34)の乗用車に追突」したそうなのだけれど、もしかしてその田原市の会社員もトヨタ社員だったら笑えるね。 きっと夏休み最後の日で哀しかったんだろうね。飲むつもりはなかったのだけれど…
そして夏は過ぎてゆく タクシー物語

そして夏は過ぎてゆく

昨夜散歩に出たときには「ああ、秋の風が吹いているなあ」なんて感じたのだけれど、今日はまた焦げるような暑さで、一歩たりとも外に出たくない、なんて思ってしまう。きっと、この時期にウツになる人も多いのだろうなあ。夏休みの喧騒と冷房の効いた密室の差みたいなものが、人の心をむしば…
18きっぷの頃 タクシー物語

18きっぷの頃

「趣味は散歩です」なんてきっと若い頃には言えなかっただろうなあ。ついでに「休みの日はもっぱら部屋の窓から空をながめています」なんて、もっと言えなかったと思う。なんだったんだろう、あの焦燥感とか喪失感なんてものは。 夏休み直前にも受け入れがあったトヨタの期間従業員なのだけ…
センター女子はきれいですか? タクシー物語

センター女子はきれいですか?

どうなんだろう? センター(配車センター)とは、みなさんがタクシーを呼ぶときの電話を受けるところなんだけれど「電話の人ってどんな感じ?」なんて時々聞かれる時がある。聞いてどうするんだ、と思うのだけれど、世の中その「どうするんだ」ということばかりで、結局はそれをどうにかす…
北斎が来てくれました タクシー物語

北斎が来てくれました

「真景累が淵」の圓生師版を朝から8時間弱聴いた。怪談噺なのだけれど、「ギャー」とか「キャー」なんて悲鳴を伴ったものではなくて、「う~ん」なんて唸ってしまう怖さ、というのが日本のこの手の物語の手法のようでもある。 ドラキュラが出てきて血を吸うのでもなければ、復讐に燃えて破…
原爆忌 タクシー物語

原爆忌

「こよなく晴れた青空を 悲しと思う切なさよ うねりの波の人の世に はかなく生きる野の花よ」 被爆地に近かったせいか、8月9日は登校日だった。(というか、あの頃は全国どこの小中学校でも8月6日とか9日は登校日だったのかもしれないけれど)そして毎年、黙祷をし平和についての授…