月: 2010年9月

I don't want to live.I'm tired.

I don't want to live.I'm tired.

かなしみの秋がまたやって来た。 こうしてひとりぼっちの休日を過ごしていると、人生の意味とかボクの存在なんてことを、また考え始めてしまう。家族も親戚もいない生活をしていると、例えば今日このままボクが死んだとしても、それは「稲刈りが始まりました」ほどの質量のニュース、そして…
豊川の民家に白骨遺体 タクシー物語

豊川の民家に白骨遺体

生きてるかぎりは どこまでも 探し続ける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ 「骨まで愛してほしいのよ」 作詞 川内康範 骨まで愛していたのかもしれない。 愛しい人が腐敗し、そして白骨化してゆく姿を見たいという気持ちも分からな…
「みちびき」打ち上げで考えたこと

「みちびき」打ち上げで考えたこと

タクシーの乗り方が変わってくるのではないかと思う。 というのも、今は 運転手「どちらまででしょうか?」 お客様「市民病院まで」 運転手「城海津を渡って牟呂用水沿いを行けばよろしいですか?」 お客様「ああ、それでいいよ」 なんて方法でお客様がオーダーをする。 違っていれば…
茫漠

茫漠

旅を住処とするほどではなかったにしろ、よく旅をした。こうして知らない街に移り住んでいること自体、なにか旅のようにも感じる時がある。 「エチカの鏡」を見ている。「人生を変える旅SP」という番組内容。その中で石田衣良さんが「自分の人生を無駄に使うことのできる豊かさ(贅沢だっ…
収入を増やすたったひとつの方法

収入を増やすたったひとつの方法

景気はこのまま停滞するかもしれない。円高が続くと企業は海外へ生産拠点を移すことを考えるだろうし、その傾向にある。Made in Japan というブランド力も衰退している。ボクたちの生活の中からそのMade in Japan がどれほどあるのかを考えれば分かる。 タクシ…
勤務間インターバル規制

勤務間インターバル規制

勤務時間インターバル規制とは「労働者の仕事が終了してから次の仕事を始めるまでに、一定時間の休息を義務づける制度」なのだけれど、EU労働時間指令では終業から始業の間に最低連続11時間の休息時間を開けることを定めている。日本では過労死なんてことがクローズアップされた始めた1…
無事是名馬

無事是名馬

タクシードライバーというのは、例えば、コンビニみたいなもので、車という店舗でドライバーがその店のオーナーという仕組みになっている。収入も売上げによって決まってくる。その売上を上げるためには、稼働率を上げる、客単価を上げる、客数を上げる、なんてことが考えられる。一番手っ取…
秋思

秋思

9月の風が吹いている。 確かに気温は高いのだけれど、空気は乾いていて秋の匂いがする。夕暮れになると秋のことが繰り返し繰り返し去来する。気持ちはたっぷりと秋の中にある。 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(藤原敏行) そう言えば2年前の9月、リー…
雇用雇用と言うけれど タクシー物語

雇用雇用と言うけれど

新薬の名前は「日本を元気にする薬」らしいのだけれど、どうも胡散臭い。増税なんてカンフル剤、あるいは麻薬だったりして、一時的な覚醒効果、幻惑効果を作り出すかもしれない。そして次は「病も気から」なんて言いだして「欲しがりません勝つまでは」なんてことになりそうな予感もする。 …