停滞、修行僧登場?(21日目の1) 2008年11月8日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 雨の朝だった。 6時起床 6時30分、テント撤収。一応テントを片付けた。土曜日だし、なにかイベントがあって、なんてことも考えた。 7時、朝食。昨日買った芋天。 それから、ただ、海を眺め[…] 続きを読む
浮津海水浴場の夜(20日目の3) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ その日は暖かかった。秋、晩秋の海も暖かく見えたし、陽気に踊っているようにも思えた。 何もしないまま時間だけが過ぎた。停滞すると決めたら気持ちは少し軽くなった。それでも、天気の良い日に座って海を見てい[…] 続きを読む
そして海の家へ(20日目の2) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 大方の遍路小屋にいた。 ベンチに寝転がっていた。もう動かないいようと思ったし、動かない方がいいと思った。 遍路小屋に泊まる準備をしなければならなかった。11時、荷物を遍路小屋の柱にワーヤーロックして[…] 続きを読む
浮津の海を見ていた(20日目の1) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 天気予報では「曇りのち雨」だたのだけれど、カーテンの隙間からは海のきらめきが転がりこんでいた。快晴。 6時30分起床。雨だと思っていたので、チェックアウトを10時前と伝えていたし、朝食も8時でお願い[…] 続きを読む
幸せ、なんだろうね(19日目の3) 2008年11月6日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 風呂に入って、洗濯、その後に少し眠った。 目が覚めると17時あたりだった。暖房を入れていた部屋は少し暑かった。雨は上がっていて、いつものような雨上がりの空が窓の外に冷たく拡がっていた。 18時になる[…] 続きを読む
海坊主へ(19日目の2) 2008年11月6日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ そこに立ち止まるわけにはいかなかった。 痛みが哀しみに変わる。雨の気配がしていた。冬の前の風景。風が強くなっていた。峠の坂道は海と空と山とボクの間にあって迷路のようだった。いろいろなことが哀しみを加[…] 続きを読む
リタイア(19日目の1) 2008年11月6日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 「三里の精神」 ゆったり のんびり じっくり 遍路小屋のノートに書いてあった。それが難しい。特に高知は寺と寺の間の距離が長いので、ついつい無理をしてしまう。そして故障をしてしまう。ボクのように。 ([…] 続きを読む
佐賀温泉、温泉三昧の一日(18日目の3) 2008年11月5日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 毎日30キロとか40キロとか歩いていたのだけれど、その間何を考えていたかというと、よくは思い出せないことについて、考えていたというか、思っていたというか、それぐらいの感じだったのだろう。痛みが思考を[…] 続きを読む