月: 2007年4月

ボクがカレーにクローブを入れるわけ 期間従業員について

ボクがカレーにクローブを入れるわけ

植物(あるいは生物と言った方がいいのかもしれませんが)を見ていると、危険を感じる能力があって「枯れそう」なんて時にはそれを避けて、どうにか生き残ろうと、考えられないところから分枝したり、気根を出したりして、どうにかその危機的状況を脱出しようとします。 摘葉とか切り戻し、…
期間工難民 期間従業員について

期間工難民

昭和天皇誕生日でした。昭和の日という祝日名になったのですか、去年までが緑の日、でもやっぱり天皇誕生日というのがボクたちの世代にはピンと来るように思います。ボクたちの世代というか、昭和に生まれて昭和に思春期を送った人たちと言ったほうが良いのかもしれませんが…。 今日は暖か…
期間従業員たちのゴールデンウィーク(3) 期間従業員について

期間従業員たちのゴールデンウィーク(3)

田んぼに張られた水の上には、眩しく輝いている太陽だったり、優しい新緑の山だったり、どうしようもなく切羽詰った夕陽の赤だったり、重く悲しい月光だったり、星だったり…。この季節の田の風景はどこも同じようであり、でも違っていて、とても美しい日本の風景だと思っています。 野洲の…
ホッチキスの風景 期間従業員について

ホッチキスの風景

下町というのは、駅から近いのは近いのだけれど、そしてどこの街にもあるのだけれど、旅行者が電車を下りてちょっと立ち寄るという場所でもないので、寡黙に佇んでいたりする。 その下町の路地を入ったところにはほとんど信じられない程のバランス感覚で、お好み焼き屋やスナックなんてのが…
Are there any morals in China? 期間従業員について

Are there any morals in China?

上海モーターショーが開催中ですね。中国はオリンピックも控えていて、怖いのもなしと言った勢いで、巨大な市場を背景に「どんなもんじゃい」と拳を振り回しているようにも感じます。仲良くしなければいけない隣国なのでしょうが、そして経済界は仲良くなりたいのでしょうが、どうも仲良くで…
社員登用試験の日なんだね 期間従業員について

社員登用試験の日なんだね

今日は今年2度目の社員登用試験の日なんですね。寮にバスが来ていて、スーツ姿の寮生が乗り込んでいたを見て、そして、そんな話を休憩所でしていたのを思い出して、「あ、今日かあ」と。 試験は筆記と面接らしいのですが、ボクが思うに、応募した時点で採用不採用はほぼ決まっている、例え…
はなみずきの咲く頃 期間従業員について

はなみずきの咲く頃

田原市のはなとき通りには、はなみずきが植えられていて、今が今が盛りと咲いています。はなとき通りが現在のように整備されたのが1995年だそうですから、その時かそれ以降に植えられたものと思います。桜の終わる頃から咲き始めるので、遠目には桜と見間違えてしまうということもあると…
落花狼藉 期間従業員について

落花狼藉

ゴロゴロとして一日が終わる休日。熟睡もできないままテレビを見たり、ネットしたり、音楽を聞いたり…それを同時に行なう。洗濯もしたし、15時には風呂にも入った。ご飯を食べるのは面倒で、というか、外に出なければならないことの億劫さと空腹を引き換える。外は花曇。腹が減っては眠れ…
ひとりぼっちのゴールデンウィーク 期間従業員について

ひとりぼっちのゴールデンウィーク

最初の休日は豊田市内まで買い物に行った。あの日のことをかなり鮮明に憶えていて、空の感じとか、街の乾いた空気とか、そしてやはりうつむき加減のボクのことなんかも、たまに思い出すときがあるんだ。好きになれなかった街だったし、今でもその気持ちは変わっていなくて、あの起伏のない風…
木曜日の悪夢 期間従業員について

木曜日の悪夢

Mr.バンテリンは右手の薬指だけが軽いバネ指で、親指の付け根にはもうインパクトタコができていて「綺麗な手がだいなしじゃん」なんて思っている。それでもシャッターを押す瞬間は、ボルトを締め付けるよりも1000倍ほどの繊細さで「空気を包み込むように」なんてわけのわからないこと…