舛添知事雑感

だって、あなたたちが選んだんでしょ?
そうして騙されたって騒いでいる、そういう風にボクには感じる。

法的には問題がないんだから、いくら道義的に道徳的に間違っていようと、政治活動費の使い方の問題で、似たようなことをほかの政治家もやっていて(その中には追及している都議会議員の方もいる)、政治活動費の使途を厳格化するってことになると、わが身が痛むってことで、誰も真剣に真面目に追及なんてできはしない。というか、名古屋市議の議員報酬と同じで「いっぱいもらわないとキチンと政治なんかできはしないんだよ」なんてことになる。

政治家に政治家の浄化なんて出来ない。そして選挙で信を問うなんてことも、もはやこの国の人たちには出来ない。240万人と言われる新しい有権者だって、ほぼ半数は耳ざわりの良いコトバに酔ってしまうことになる。ボクもそうだ。甘いコトバに騙される。だって人間だもの・・・。

政治の効率ってのは、市民がいかに幸せになるかってことなのだ。政治活動費という経費の費用対効果ってのも、市民の幸福度ってことになる。

インフラ整備もオリンピック誘致も結局はそのことで市民が幸せになれるってことが前提で、だから税金が使われる。議員の報酬も、政治活動費も、同じ。

なんて考えていると、その舛添知事の「違法性のない」「不適切な支出」440万円で、マスコミはかなりの時間の番組を制作することができ、都民は騙されたことに気づき、ボクたちは退屈な時間をつぶすことができたのだから、かなりの効果はあったのではないのか?みんなの大好きな経済効果は、その440万円の100倍なんて数字であったのではないのか?

そして、有名人や著名人、あるいは頭の良い人が大好きな東京都民の選択の是非を問われている。辞職し、そして自殺すれば、みんなの気は済むのだろうか?あんなに大好きだったのに?

へんな夢を見て(それは、ボクが学校に行かなくて、家賃も払わないで実家にいるって夢だったんだけれど)めざめた夕方も近い日曜日に、そう考えたのだけれど・・・。

ぬか漬けの写真

「お前のためにこの金が必要だったんだよ〜ベイビー、愛してるよ〜」
って言えばいいのにね;)

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