伊勢志摩サミット雑感

伊勢志摩サミット、こちらからもタクシーが応援で伊勢志摩に行くなど、サミット需要があった。

でも、なんなんだろうね、この脱力感は。

サミット、効果あるのかね?確かに開催地は(正確には開催地周辺は)、公共事業的な経済効果はあるのだろうけれど。伊勢志摩、中部地方のために、たっぷりの税金が注ぎ込まれたってことか・・・。(トヨタがらみかと勘ぐってしまいそうだけれど)

ついでに言わせてもらえば、メディアには飲食無料、メディアバックなんてお土産も用意しての厚遇ぶりで(メディアセンターなんて箱物も用意して)、提灯記事を書いてもらおうって魂胆なのかなんなのか分からないけれど。マスコミもシャットアウトすれば良いのにね;-)

タクシー特需があったとしても、まあ、もとは税金だし……。というか、ボクには関係なさそうだし。

予算600億円、そのうち警備関連が340億円(伊勢志摩サミット:予算総額600億円、警備関連340億円 – 毎日新聞)なんて聞くと、税金をジャブジャブ使っての、三重県PRか、なんて思ってしまう。まあ、それだけの予算が組まれるのならば「誘致」して「開催」することに意義があるってことか。オリンピック誘致みたいにコンサルタントを・・・なんてことはないんだろうけれど。

600億かけるのなら、ネット会議なんてので良いんじゃね?

あるいはエアホースワン内で毎年開催すればいいのにね。

という、脱力感いっぱいのサミットよりは、オバマ大統領の広島訪問のほうが歴史的で、そしてあの演説や被爆者との会話、抱擁は感動的だった。ボクと同じように、泣いてしまった人も多いはず。

オバマ大統領広島演説

Yet in the image of a mushroom cloud that rose into these skies, we are most starkly reminded of humanity’s core contradiction — how the very spark that marks us as a species, our thoughts, our imagination, our language, our tool making, our ability to set ourselves apart from nature and bend it to our will — those very things also give us the capacity for unmatched destruction.

そう、ボクたちは、大統領が言うように、例えば「思想、想像力、コトバ」なんてものを人を傷つける道具にしてしまっている。それらが最もボクたちをボクたちたらしめるものなんだけれど。

そうして優劣を説き、争うことをやめない。それは国家とか民族とか、あるいは宗教なんて大きな集団間だけではなくて、ボクたちの隣人との間でも同じなのだ。

That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

「愛」こそすべてなのだ。「愛し合っているかい」なんだろうなあ、なんて思っている。

#とっても感動的なシーンだったし、感動的な演説だったね。
##そして前のエントリー「音のでない笛」でボクが書きたかったことなんだよ。プレジデント、愛しているよ〜。
【オバマ米大統領の広島演説(英文・全文)】。「Seventy-one years ago,on a bright…」(1/8ページ) – 産経ニュース

平和公園

平和公園2015年夏、この日は暑かったね。

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