さくら咲く

さくら咲く
豊橋公園の桜が咲いていた。

豊橋公園の桜 2016年

3月23日15時30分ごろ 豊橋公園にて

400℃の法則というのがあって、『2月1日以降の毎日の平均気温を積算して400度に達した頃、桜が開花することが多いため「400℃の法則」といわれている』(*1)そうだ。

植物は単純と言えば単純だ。育てているシャコバサボテンだって短日にならないと花芽を形成しないし着蕾しない。それはとてもキッパリとしていて、電灯にも反応してしまう。(電照菊なんてのはその性質を利用しているんだけれど)「バカだなあ、ダマされちゃって」なんて少しだけ哀れになったりもする。

ボクなども太陽光よりも電灯の下で暮らす時間が多くて、なんだかすっかり時間の感覚を世の中の便利さのために調整されてしまっている短日人間だなあ、なんて。(でも咲かないけれど、ついでに花芽の形成も、蕾も着かないんだから透明人間みたいなもんか)

さてさて、ということで豊橋市の平均気温とその積算気温を調べてみた。(ああ、単純人間でもあるなあ)で、グラフにしてみた。やっぱりキチンと21日あたりに400℃になって、これまたキチンと開花した。(バカだなあ、自分の意志で咲けばいいのに・・・)

豊橋市の平均気温とその積算気温グラフ

データは気象庁のものを使った。(*2)
結局は数か月前、いや一か月前からの予想なんてのは難しく、やっぱり直前にならないと「そろそろ400℃だね」なんてことにならないので・・・。気象庁の予想平均気温の精度が高ければ良いのか・・・。

でも、開花をカウントダウンするよりは、なんとなくボンヤリと「あ、咲いた」なんて、これまたボンヤリと見たほうが良いのかなあ、なんて思っている。

ついでなので、600℃の法則(これは2月1日からの最高気温の積算)のグラフも作ってみた。やっぱりね。

600℃の法則グラフ

もう今週末から花見の客でいっぱいになるんだろうね。
だから、がんばれみんな、がんばれ・・・。
気がふれない程度にがんばるんだよ。

花見の駅で待ってる君にやっとの思いで逢えた
満開 花は満開 君はうれしさあまって気がふれる
井上陽水「東へ西へ」

(*1)桜の開花日予想 | ECOトピックス
(*2)気象庁|過去の気象データ検索

2件のコメント

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    suuさん、どうも。
    5月ですか。そういえば高遠の桜も4月中旬とかなのかなあ。一昨年に行ったときは、まだまだ咲いてなかったんだけれど・・・。

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    吉野の桜は5月です。

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