プラドのリコール

崋山神社から蔵王山

トヨタ10万7千台リコール 後輪脱落の恐れ

田原工場ではレクサスだけではなくて、ランドクルーザープラドも生産しています。車体部第1ボデー課や、第1製造部はプラド、レスサスGXや4-RUNNERがその部門を担当しているようです。

今回のリコールは、1996年4月-99年1月に生産された10万7767台だそうです。このリコールに関する事故が起こった車両というのが、走行距離22万キロ、13万キロ、9万キロとなっていて、ボクがもし当事者だとしたら「長く乗ったからね~、金属疲労だろうか、それとも整備不良だったかなあ、そういえば無理な運転もしたからなあ」なんて素人考えをするのだろうと思いました。

そのへんは事故を担当した修理業者かトヨタのメカニックが「ここが壊れるのはおかしい」と言って、問題にしたのでしょうが、ま、考えるとスゴイことですよね。一昔前なら10年10万キロが車の寿命と言われていましたよね。車検も登録10年目からは毎年受けなければならなかったということが、それを物語っているように思います。

前のエントリーにも書きましたが、ボクの愛車も14年目、走行距離11万キロなんですが、どこが一番最初に壊れたかというと、エアコンです。次は窓ガラスが上がらなくなりました。それがやはり10年過ぎてからで、窓ガラスは今年のことでした。しかし、その壊れた部位は命に関わる場所ではなかったので、「こんなもんか」で終わっているのですが、これが、やはり足回りやエンジン部分だと笑い話にもならないのだろうと思います。

10万分の3の確率(0.003%)というのは、日本人が一年間で交通事故に遭う確立が0.7%だそうなので、それよりも低いということになります。その確率に対して責任を持つということが、品質保証であると思います。

なにも小さな傷を見つけることだけが、そして不良品を流さないことだけが品質管理ではなくて、それが10年後にどうなるかと考えることも大切ではないかと思います。その想像力があって仕事というのは100%に近づくのではないかと思います。全員が100%の力でしたとしても、100%完璧なものは出来ないということを知るということ、それがもの造りではないかと…薄っすらと考えています。

と言っても、疲れてきたら集中力も薄っすらとなるんですが…。そんで、ま、ヘルメットの下の髪も薄っすらと…。

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