その手で触るな

トイレで考えた。

工場でトイレの後に手を洗っている人がいますが、ま、それにそのトイレの後に手を洗うということが癖になっているということもあるのでしょうが、実はトイレの後に手を洗っても、もう手遅れなんではないかと。

あなたの大切な生殖器は、もうすでに作業中に汚染された手によって二次感染してしまって、トイレの後に手を洗ってもなんの意味もないということなのですよ。ですから、本当はトイレの前に油や汗、その他いろいろな汚れを洗い落としてから、聖なる一物を握るなり手を添えるなり、ま、場合によっては振るなりしないと、その油なんかにかぶれてしまうことになるのではないかと、思っているのです。


相生駅に泊まっていたおいちゃんは、最初はベンチで寝ていたのだが、それでは埒が明かないと思ったのか、新聞紙をさりげなく大胆に広げ、その上に「ごめんね」ぐらいの遠慮した姿勢で、それでも「これでもか」という自己主張は鼾によっておこなうという、なんとも二重人格的野宿法というものを使って、プロの技をボクに自慢していたのだ。(長い)

それにトイレに後に手を洗うということは、自分の聖なる物が汚いものであるということを、「どうだ」とばかりに表明しているのではないかと思うのですよ。ですから、事後にはなにもしないで、事前に手を洗うとか、殺菌、滅菌、消毒、解毒なんてことをしないと、とんでもないことになって、もう取り返しのつかないことになんてことにもなりはしないかと、トイレで考えて、どうも、そのことが気になって眠れないのです。

で、ま、健康法として、自分の小便を飲むという人もいますから、自分の小便は汚くもないし、まして、それが出てくる聖なる一物は、尚更汚くないものと思うのです。だいたい小便が汚いものだったら、まず真っ先にちんこがかぶれるって。

だから、トイレの前に手を洗え。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA