期間満了、そして楽しみとか
たぶん、期間工として働いているほとんどの人、と言っても9割ぐらいの人だろうと思うのだけれど、その期間満了の日が近づいてくるのは楽しみだろうし、待ち遠しいのだろうと思う。
ボクも、トヨタ期間従業員での過去2回の満了では、そんな「楽しみ」なんて感じで満了の日を指折り数えたものだ。そして満了日にはやっぱり嬉しかったかなあ。開放感みたいなものや、達成感みたいなもの、それらの感情はすべてポジティブなものだった、ように憶えている。
そしてその多くの人は、ポジティブな感情だとしても、満了後のことなどは決まっていなくて、「取りあえず失業保険もらって」なんておおよそ「満了」というなにか完成された実体とはかけ離れた感覚と方向性でしかなくて、無為無策な日々送る人もすくなくないのだろうと思っている。
期間満了。それでも、その日が来るという期待感みたいなものがあるうちは、まだ良いのだろうと思う。微かにでもその先が見えるということなのだろうし、満了という位置がたとえプラスではなくてプラマイ0、マイナスであったとしても可能性があるうちは、そして可能性を追える気概のようなものがあるうちは、生きる楽しみ、それがたとえ根拠がなくても、楽観視できるということは、幸せなことなんだろうと思う。
ボクも、間もなく満了を迎える。もう指折り数えるぐらいの位置にいて、他の人を（過去のボクも含めて）見ていると一番楽しい頃のように思うのだけれど、ボクにとって今はとても憂鬱な日々で、その満了が意味するものは、結局はボクの終焉みたいなもの、のような気がする。
満了という終わり。
そこはスタート地点であるはずなのだけれど。期間工にとって始まりのはずなのだけれど…。
「生きる」ということの「楽しみ」はなんなんだろうか、なんて考えていたり。そんなことを考えられる余裕があるということも分かっていて、インドでもアジアでもアフリカでも誰もそんな「生きる」なんてことを考えはしない。
同じように「食べる」とか「学ぶ」とかも。それが初めから出来ない人が多いから…。
でもね、この先、生きていて何の楽しみがあるというのか、なんて思うのだよ。
死ぬのが怖いだけで、そんで生きていくのも怖いだけで、ま、結局は臆病なだけということは分かっているのだけれど。
「楽しみはない」
それは飼われようとそうでなかろうと同じように思う。逆も。
「壊れてきた」
ほとんどの人は飼われているようにも思う。首輪が見えないだけでね。
それなら飼い主が見えて直接会話できる「飼われかた」のほうがいいのではないかと思うのだよ。
金をもらうのが嫌ならもらわなければいいんだし。そしてそれが「楽しみ」とか「幸せ」なんて言えるのだと言うのなら。
ボランティアとか結婚とか言い替えても良いのだけれど。
同情するならオレを飼え。
なんてさ。
さてと、明日のために寝るか。
吉胡寮 冬
まるおの夢を見た次の朝は
どうにも気持ちが沈んでしまっていて。おまけに雨だったしね。
＞オーリーさんへ
早いもんですね。
ボクの方が少し先に満了ですね。
「卒業」そうですねえ、そんな感じな人もいるかなあ。ま、前向きに考えなければならないのでしょうが…。
それとて、年齢によっては、かなり違っていて、20代前半の人と30代、あるいは40代なんてなると、「満了」の意味もかなり違うのだろうと思っています。
半年なんてあっと言う間だったでしょ？
＞山田さんへ
お久しぶりです。
どうしてるかなあ、なんて思っていました。
もう満了の頃なんですね。
その意見は賛成です。専門学校でも大学でも良いから、なにか求めるというのは良いかもしれませんね。
ムダになる場合もあるけれど…。
トヨタ名古屋自動車大学校の募集が目に入った今日なのですが、ボクの場合は、年齢的に…。んでも、なにか学びたいという気持ちはいつもあります。
1年以上…取りあえず半年間はクリアしたのだから…。もう少し。
＞稀さんへ
毎日が期間満了日だったりするかも…。
ま、期間工の場合は、とにかくどこかで満了が来ますから。その期間の長さの問題になるのかなあ。
というか、先の不安さをいつも持っているようです。その不安さが期間延長になったりするのかもしれないし、また逆に半年で辞める理由になったりするのだろうし…。
＞今井Kさんへ
ええ、そうなんでしょうね。きっと。長くいるものじゃない、ってのは、ずっといる分には良いのだけれど、満了がある身には、早めに切り上げたほうが良い場所だってあるはずですからね。
まず住むところから考えないといけないので、いろいろナイーブになっているのだろうと思っています。
来月ですか。
今は、こっちだったり、あっちだったり、するのでしょうね。インコだったり…。
えぇわかりますともー
ネガティブトランジスター装置の
働いている様な工場の塀の中の、
さらに狭いラインの上で来る日も来る日も
いろんな事を考えてると
世界の広さまでが怖くなるもんでさぁな。
中でのお勤めが長いと娑婆に出てから色々忘れてる
「何か」が見えて来ますぜきっと。
って刑務所じゃないってばね♪
来月はおいらもお引っ越しですよ!!
期間満了は自分にはない。
しかし満了（辞めたい）と思うことはある。
忙しい現実と・・金銭面での現実。
辞めたら後悔すると思える時はマダ辞め時でない。
もう少し頑張ろうと・・・・歯を食いしばる。
お久しぶりです。
自分も後１ヶ月程で満了です。
春から専門学校に行くつもりですがまだ決めかねてます。
一年以上進路の迷宮を彷徨っています。
満了まで2ヶ月を切りました。
しかし、組の人間とも打ち解けてきたり、プライベートでもやり残した事が多数あったりで惜しい。
毎日が愛しいのです。
喩えてみると学校を卒業する時みたい。
最初は学校生活が嫌だったのに、卒業の頃には「ああ、もう終りなのか…」なんて。
でも、新たな一歩を踏み出すためにも「卒業」しなければならないのだと思います。
自分も先は見えていませんが。