吉胡寮 冬

ガソリン税の暫定税率を10年間延長するための租税特別措置法改正などを盛り込んだ税制改正関連法案が臨時閣議で決定されたそうだけれど、民主党が主張するように暫定税率を撤廃して1リットル当たり25円やすくなったところで、少し前の100円程度の価格よりは高いので、どうも「割安感」が無い/少ないように思う。
車に乗らないボクなんかにとっては、間接的な値上がりの影響を考えなければ、ガソリンが25円安くなろうが逆に25円高くなろうが「それがどうした」なんてことで、運送業や農林水産業などで使用する場合の税率を新たに設ければ、間接的な値上がりさえも抑制できるのではないかと考えているのだけれど。
車の車種毎に税率を変えるというのはどうだろうか?
排気量に比例して税率を上げる。でも、そうすると軽四で入れて、それを普通車に移すとか、転売するとかいう問題がおきるのだろうね。
所得税や住民税で低所得者に対しては、ガソリン税分の優遇処置を行なうなんてのはどうだろう。自動車税を3000cc以上には今の3倍~5倍の税率にする、なんてのも良いと思うのだけれど。
暫定税率を撤廃して、(というか、誰かが言ってたけれど「30年たっても暫定なんて、暫定はない」だろうし)25円安くして、その分を3000cc以上の自動車税とトヨタなどの自動車メーカーから販売台数、販売価格に応じて事業者税を徴収するなんてことをすれば良いのに、なんて思ったりもしているのだけれど。
電気自動車ばかりになったら、そのガソリン税はどうするのだろうか?
暫定電気税なんてのができるのだろうか。
ま、自動車メーカーにとっては、ガソリンが安くなれば車も売れるのだろうし、そして消耗もするだろうから(ガソリン代気にせずに乗るからね)民主党案に賛成なのだろうけれど。
さてと、金曜日。
残業のたっぷりあった一週間でした。寝るのはいつもこんな時間になってしまって。黄直のみなさんは土曜日出勤ですね。「トヨタ儲けすぎ」なんて声が生産台数のアナウンスとともに聞えてきて、思わず「そうだなあ」なんて笑ってしまったのだけれど…。

吉胡寮前にて

5件のコメント

  • blank

    >ゆうちゃんさんへ
    ええ、排気量などでの違いは存じていますが、3000cc以上については税率を高くするってことです。
    庶民が乗るような車じゃないでしょうしね、ってことです。
    通勤に対しては会社が通勤費をガソリン価格に変動して支払うってのはどうでしょう。固定だと、こんなに変化している価格についていけないだろうし。
    特に自動車産業は、も少し敏感に反応するべきだろうと思います。通勤費余分に払うとか。
    >Fさんへ
    そうですね。
    結局、暫定税率を廃止しても、どこかでそのツケは国民が支払うということなのでしょうし。
    目的税、というか、支払う側が何に使うかについての決定権があるようなものにする、ってのがスッキリしたりするのかなあ、なんて考えたりもしていますが。
    ま、キチンと使ってくれれば良いのですが、国交省の住宅とか、グローブとかにまで使われていると思うと、廃止しろ、って思います。

  • blank

    地方の税収減を考えれば暫定税率は必要なのですが
    (地方がそれを当てにしなければならない現在のシステムは問題ですが)、10年という見直しの間隔は長すぎますね。ここは改めるべきかと。加えて、今後も暫定税率を維持するのならば、一般財源化するのが理想でしょう。与党が一般財源化を実現させれば少しは見直しますが、やらんだろうなぁ。
    民主党は廃止に伴う代替案の具体性や現実味に欠けてますし、この問題に関しては自民も民主もどっちもどっちという感じです。

  • blank

    リッター25円は大きい。
    通勤に毎月100リッターを越えているので毎月2500円の差は結構大きい。
    食事だってちょっとリッチなことに使えるし貯蓄や投資に使える。外貨普通預金にすれば円安で引き出し円高なら寝かせればいい。為替手数料より年金利6%でいつでも引き出せる。FXや外貨定期預金よりリスクは小さい。
    デンソー太郎さんはFXしているみたいだけどこの額なら外貨普通預金が最適でしょう

  • blank

    税金の詳細は下記参照して下さい。
    http://www.jidoushazei.info/zeigaku.html

  • blank

    排気量によって毎年5月に陸運局より「自動車税」負担があり私は1800CC(この税金の為に実際は少し少なくしてある。どの車両も未満設定してます)
    それと車検が新規登録で最初は3年で以後2年間隔であり「自動車重量税」と「自賠責」という損害賠償保険の支払いがあり私は78000円程度。昨年は車検での整備費と消費税で18万円かかりました。
    ワイパーゴムなど検査で交換指摘された部分は交換しないと車検を通過できません。
    新規登録または「リサイクル料」2万円を支払っていない場合は廃車までに一度支払います。
    グリーン税制で年式の古い車は「自動車税」が数年後に高くなります。
    軽自動車は「自動車税」が「軽自動車税」になり陸運局でなく市役所で納付です。
    排気量と重量で税額が異なるので間接的に税率が違ってます。
    どうです。今でも揮発油税以外の負担がされてます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA