派遣切り(追悼2008年)
非正規労働者がいなかったら、正規労働者切りがあったのだから、これは日本の病としての治療が必要なんでしょうね。
誰も傷つかない方法ということを考えなければならないということは、不可能なようで可能だと思うのです。それには犠牲は必要だけれど、このままでは全ての人が傷ついてしまって、立ち直れない状況になるかもしれない、と考えています。
数十万人、数百万人の規模で失業者が出ると、社会保障システムも崩壊するだろうし、治安の悪化は必ず起こるでしょう。そして消費の縮小が更に景気を悪くすると日本という国家の危機にもなりますしね。
雇用、消費、景気は密接に関係しているので、どれかが壊れるとそれに引っ張られて全壊するということになるので、どれもが健全に存在しないとダメだということです。消費税を10%にしたところで、雇用問題の解決をみないと消費はその増税分は縮小する可能性もあるので、焼け石に水という状態になると思います。
好景気の時は設備投資、不景気時は人材育成、なんてことをトヨタ自動車も言っているようですが、不景気の時は雇用確保しないと、国内販売なんてのは伸びるはずがないし、10年もすれば総入れ替えの時期になる消費財という意見もあるのでしょうが、1度離れてしまったら取り戻すのは難しいようにも思います。ボクのように。
コストカットで利益を得たのは、何も企業だけではなくて、消費者であるボクたちも、そのおかげで安くて良い物を買えるようなったという利益を得ました。大量生産大量消費が良いというのではなくて、もうその循環システムが出来上がってしまっていて、悪性腫瘍だと思われるものを摘出しても、実はもうすでに転移していたという状況が今のこの国の企業と労働者、消費者、そして株主、という型になっているのでしょうね。
物価はデフレ傾向にあったのだから、高賃金で支えられた大量消費がないと、製造業なんてのは壊れてしまうのだろうと思っていますけれど。違う?それだけではない、例えば株主という非生産者などの台頭も原因のひとつでしょうが。(株主の多様化というか、株主がその企業の労働者だったり、あるいは非正規労働者だったりという複雑化しているのも、問題を複雑にしているのでしょうが)
ま、この国には素晴らしい頭脳の持ち主が多いので、なんらかの打開策を見つけてくれることだろうと期待しているのですが…。
入社試験10連敗さん、おはようございます。
ええ、こういう仕組みにした張本人なはずなのですが。ま、雇用問題は「関係無い」と考えているのかもしれないですね。
同じ職種ならば、好条件のほうがいいでしょうね。ボクも今年は就職しないと、と思っています。
そうですね、まったく実感もなくて、賃金も上がらなくて「いざなぎいざなぎ」という情報だけはあって…。
こうなって比較すれば、ま、景気は良かったのかなあなんて、思っています。その間に内部保留なんてことで企業は金持ちになっているはずなのですけれど。
ええ、こちらこそよろしくお願いします。
こんばんは。
今朝、テレ朝でやってたやじうまプラス号外での年末トークバトルに、かつて小泉純一郎売国奴の右腕として暗躍した慶應義塾大学教授の竹中平蔵売国奴が出演してました。
竹中は「正規雇用という人たちがですね、恵まれすぎてるんです!」や「正規雇用という人たちが非正規雇用者を搾取しているわけです!」など、議員引退して開き直ったのか、反省した振りで色々と早口で寝ぼけたことばかり抜かしてました。
竹中は生まれてから人から一度も殴られたことがなく、ぬくぬくと生きてきました。住民税脱税もして、悪事を働きました。
竹中は大学の大麻汚染の黒幕と噂されてます。
一昨日の朝ズバッ!で田原のことを取り上げてました。ミマスの並びにあるスナックのマスターが出演してました。いずれ社宅に戻されるだろう、仮説寮も映ってました。田原は一気にゴーストタウンになりました。次は夕張と同じ道に辿るのか、それとも・・・。
激動の2008年、色々ありました。
自分は年明けから他の警備会社に入社することになりました。残業手当や通勤手当がつくので、ささやかですが、何とか貯金が出来そうです。また出直して一生懸命やります。
実家に帰って、今年定年になった父と色々語り合いました。父は嘱託として暫くは会社に残ってます。
失われた10年、いや20年になるのか・・・。
「いざなみ景気」はマスゴミの印象操作による、労働者に還元されない、利益重視の見せかけ好景気でしたね。
2008年はのこりわずかですが、2009年も宜しくお願いします。