トヨタはポンコツ(2)
ポンコツトヨタ。
ボクが言っているのではなくてアメリカ発行部数第二位の「ウォールストリート・ジャーナル」。
「トヨタはポンコツ」と米メディアが窮状詳報 – MSN産経ニュース
保守派の新聞なのでという理由もあるのだけれど、1980年代の日米自動車貿易摩擦時のようなバッシングを起したいと願っているのは、その保守系の人たちばかりではないのだろうと思っています。
金融危機が起きたのはトヨタが世界一になったので「経済の神様がお怒りになった」なんて言い出す人もいて、責任を日本企業にするようにマスコミが先導するなんてことは、なさそうでありそうな話なのかもしれませんね。
それが国益に繋がるのなら、許される話でもあり、また右も左もなく喜ばれる話なのだろうと考えていますが。
なんてことを1年ほど前に書いていて、この時にもう少しトヨタに危機意識があって、キチンとリスクマネージメントが出来ていれば、今回のような大量のリコール問題は起こらなかったのだろうと思う。
記事の趣旨は中傷記事ではないようですが、日本の自動車メーカー各社にとって北米市場は今まで以上に厳しいものになるのは必至でしょうし、増加する失業者と治安の悪化というのは何も日本だけの問題ではなくて、アメリカでも同じことなのでしょうから、その矛先がトヨタに向くということも十分考えられるのだろうと思っています。
それは世界一になったことの宿命なのでしょう。
そこで社会的責任という担保をかけるのですが、この国では非正規労働者製造工場とか、下請DV企業とかいうレッテルを貼らながらも、結局企業責任よりも自己責任論や政策論だけが取り沙汰されてしまって、景気回復のためには国家の基幹産業である自動車産業への資金注入をやっぱり行って、そういうことはうやむやになってしまうようです。
ま、その他に
だいたい自動車というのはアメリカから来た文化じゃないのか。
その恩恵に十分すぎるほど預かっておきながら、本家筋が苦しんでいる時にシェアを伸ばそうなんてのは火事場泥棒以外なんでもないから、そこはよく考えておかないと、猿、いや中国人にも劣る人種なんて言われるだろう。
今は売れるかもしれないけれど、今こそ売らないということ、そして今こそ迷っている客がいたら「GMどうでしょう」なんて薦めるのが正しい武士道、あるいは任侠道というものに違いないのだから。
ホンダよ、トヨタよ、持っているハイブリッド技術を惜しみなくGMに分け与えよ。あなたたちがパクった、もとい、技術導入した戦後の恩や義理を今こそ返すのが筋だろう。技術だけではなくて資金協力も行え。
それが「アガペー」なのだから。そしてそれが「お接待」なのだから。ここに仏陀とイエスの教えが一体化する。それこそがグローバリゼーションという本意なのだから。
ということだ。
オレン痔さんの「リコールに関しては、アメリカの策略も絡んでるよね。
もちろん、コストダウンによる可能性も否定出来ないけど。」というコメントなんだけれど、それはもう1年前から仕掛けられていたということで、だからそれに対するカイゼンを行うべきだったのに、と思っています。
というか分かっていたのだけれど、やっぱりコストカットの影響で何も出来なかったってことかもしれないね。「トヨタはポンコツ」ではなくて「トヨタはケチ」なのだろうしね。
Toyota recalls across the world: full list so far | News | theguardian.com
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トヨタのお客様相談室の回答は、誠実とは少し距離がある。
ダイハツのお客様相談室は、「仮定の質問にはお答えできません」という。
これでは、不誠実な民主党の国会答弁と変わらない。