イッポ前ナビ

久しぶりにハローワークに行った。
そして久しぶりに検索パソコンに座って仕事を探してみた。いや、今すぐにでもタクシードライバーを辞めて転職したい、ということではなくて、どんな求人があるのか、あれからどう変わったのか、相変わらずロビーには人が溢れているのか、なんてことを確かめたくて行ってみた。
整理券を発行していたあの頃、リーマンショック後のような混雑さはなくなっていた。ロビーに座り込んで順番を待っている人もいなくて、求職者の顔も職員の顔も少し余裕があるようにも感じられた。そんなことは決してなくて、失業者は必死なのだろうけれど…。
失業するとなにか社会と隔離され疎外されているようにも感じる。そして面接して不合格になると人格を否定されているように感じる。気持ちは落ちてゆく。気分が滅入ってしまう。
失業が長期化すると鬱のような状態になる。失業も初期の時は夢も希望もあるし、これまでの疲れを癒やすか、なんて長期休暇のような気分でいたりもできるのだけれど、長くなればなるほど絶望してしまう。
まだハローワークに通っているうちは良いのかもしれない。「どうせ行ったって」なんて考え出すと失業鬱の初期症状だ。そして閉じこもりがちになる…。
仕事はあるようでない。結局ボクはタクシー会社に救われたのだけれど、タクシー会社も落ちていたら、今頃はどうなっていたことか。そういう意味ではタクシー会社の雇用力というのはセーフティネットになっているようでもある。
とは言っても、「タクシー運転手は出来ない」という人もいるだろう。そして行き詰まっている人もいるだろうと思う。
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こんなサイトがある。
失業者に対するいろいろな支援が行われている。あの頃よりはいろいろな施策が行われている。
タクシー運転手の求人もけっこうある。東海交通、豊鉄、ヨシダ、キング、豊橋市内のほとんどのタクシー会社が募集をしている。思うのだけれど、考えるよりはとりあえず働いてみることも大切かもしれない。そしてダメならダメで良いと思う。そんなに深刻に考える必要もなくて、「とりあえず」という気楽さも必要なことかもしれない。そして、ま、ボチボチやって行けば良いのだろうと思う。
そうボクはボクに言い聞かせているのだけれど…。
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