インフルエンザ

病院に行った。
健康診断以外で病院に行ったのは、何年振りだろうか。というか十数年ぶりだ。それほど病気にならない。なったとしても生来の医者嫌いなものだから市販薬で治してしまう。市販薬で治癒してしまうほどの病気にしか罹っていないのだから、身体が丈夫なのだろうと思ったりする。
インフルエンザなのかただの風邪なのか微熱と咳と関節痛…。それで病院に行った。アントブロン、ピーエイ、レボフロキサシンという薬をいただいた。それらの薬効をネットで調べる。去痰薬、解熱鎮痛剤、抗菌剤という結果。要するにただの風邪なのだろう。まさか鳥インフルエンザということでもないだろうし。
豊橋の鳥インフルエンザが終結したと思ったら、新城市の養鶏場でまた見つかった。さすがに対応が早く、発見よりわずか2日で殺処分したそうだ。そんなことがあったのか、と思われるぐらいのあっけなさ、という感じだった。対応の早さということに加えて三重県紀宝町でも発生したということで、マスコミの話題がそちらにスライドしたので、新城市の話題が希釈されてしまい、そんな「感じ」を受けるのかもしれない、そう思った。
あまり騒ぎ立てるニュースでもない。騒ぎ立てるから風評被害も拡がる。
インフルエンザに罹ったら即刻殺処分される鶏のように、やがて何かの病原菌が流行したら人も大量に殺処分されるということが起きるかもしれない。パンデミックにでもなったら国単位での処分が行われることもあるかもしれない。
43万個の卵が処分されたそうだけれど、焼かれたとしたらきっと街中に卵焼きの匂いがしたに違いない。焼鳥の香ばしいにおいもしたに違いない。遠い将来、考古学者が「鶏の墓発見」なんて埋められた鶏を掘り起こすかもしれない。「殺処分」そう言われているインフルエンザ患者もいるだろう。流行語大賞にきっとノミネートされるに違いない。
輸入されている鶏肉は大丈夫なのだろうか。日本のようにキチンと処置しているのだろうか。ボクたちはごく普通にインフルエンザや何かの病原体、細菌におかされた鶏肉やらほかの食材を口にしているのではないのだろうか。食料自給率が今後80%とか90%になるとは思えない。それどころか更に縮減するかもしれない。どうせ40%なんて数字ならTPPに加入して、じゃんじゃん輸入品を食べれば良い。鶏肉のように。そしてじゃんじゃん輸出すればいい。10個100円のタマゴのセールに並ぶ日本の金持ちなんてあてにしないで、中国の金持ちに買ってもらえばいい。
ああ、熱が出てきた。咳も出る。
インフルエンザではないけれど、なにかの菌に冒されていることは確かだ。そしてまた休日はひきこもりになってしまった。そして病気なのに腹は減る。生きるということは面倒くさい。
豊橋 なかむら屋本店 雪
コメントの返事も書きたいのだけれど、どうも時間がなくて申し訳ない…。

1件のコメント

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    体大丈夫ですか?周りにも最初は風邪と診断されて、薬飲んでも治らないから、もう一度病院に行ったらインフルエンザだったっていう人いますよ!
    体調悪いときはゆっくり休むのが一番です!お大事にしてください。
    私も先日ノロウイルスに感染してしまって病院に行って点滴しました。点滴の跡がずっと消えません。仕事も1日休んで、翌日から行ったけど、だるくてだるくて仕方なかったです…。で、今日やっと休日で久しぶりにゆっくりできました。

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