伊達直人ムーブメントで考えたこと

タクシー運転手の伊達直人がきっと現れると思っているのだけれど、多くの運転手は自分のことが精いっぱい、我が子のランドセルをタイガーマスクが持ってきてくれないかと思っているかもしれない。
豊かな国のはずなのに、かなりの数の孤児がいる。いったいどういうわけで孤児になったのだろうか。例えばアフガンやイラクなんて国では戦争で孤児になる。例えばアフリカでは飢餓で孤児になる。日本の場合は、経済とか交通という戦争だったり、人間関係の貧困から孤児になる人が多いのだろう。
捨てられた子もいるのだろう。子を捨てる親も、子を殺める親も、貧困が直接間接的な要因なのだろうと思う。経済的な貧困だけではなくて、人の優しさとか温もりなんていうものも希薄になってしまっている。
ボクたちの隣には戦災孤児がいる。世の中には貧困が蔓延している。そうタイガーマスクが教えてくれた。
ランドセルでもいい、鉛筆だけでもいい、いや多くの孤児たちに必要なのはそういった優しさなのだろうと思う。そしてその優しさがきっと希望とか夢に繋がるのだろうと思う。人が生きていくのに必要なことは希望とか夢なのだから。そして真面目にやったら報われるという信憑。因果応報。
雪 新川電停前

3件のコメント

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    みんながみんな伊達直人じゃなくて、ロベルト・クレメンテとかで寄付する人とか出てこないんですかね。 
    関係ないけど、1988年か1989年にテレビ愛知で平日の夕方6:30からタイガーマスクにやってた。タイガーマスクのエンディングの映像と悲しい歌詞に、当時高校生だった僕は涙を流した。 
    懐かしい記憶です。

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    タクシーの運転手もランドセルをプレゼントしたいが、その前にCO2削減の為にもっとタクシーを利用して欲しい。
    タクシーの給料は歩合だから、お客さんが増えれば給料も上がる。
    そうなれば、生活に余裕が出来てタクシーの運転手の中にも伊達直人が現れる。
    今、地方のタクシー運転手の中には手取り1桁で生活保護を貰う人よりも収入が低い。
    遠くまで乗る伊達直人のお客さんも現れてくれれば生活も救われる。

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    僕が生まれたのはタイガーマスクが放映されてた頃。 
    僕が小学生だった頃は、僕のうちは貧しかったが貧しいうちなんて周りを見ればいくらでもあり、もっと貧しいうちもいくらでもあった。             貧しくても、みんなそれなりに幸せに暮らしていた1980年代の前半までの日本。当時は豊橋のかなりの家が鍵なんてかけてなかった。バブル以降、確実に日本人の心が変わってしまいましたね。 
    アメリカの年次要望書を忠実に実行したからだけど。

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