光市母子惨殺事件、死刑じゃなければ仇討。

山口光市の母子殺害事件は、いろいろ考えさせられますね。最愛の家族を殺されたら、それもあのような方法でだと、ボクだと…やはり仇討ちはしたいと思います。死刑とかではなくて、自らの手で殺したいと思うのは自然だと考えます。
家族

なんて２００６年に書いているけれど、それは今も変わっていない。犯人が今どのように改心しようと、犯罪というのはそれが起こった当時の状況を元に判断されるべきだろう。後になって謝ればそれでいいのか、なんてことになるだろうし。
死刑廃止論はそれはそれで、あるいは厳罰化の議論もそれはそれで、現状においてはこの国には死刑が存在するのだからら、極刑においては死刑を適応するのは当然だと思う。
これだけのことをしておいて無期懲役だとしたら、「ホームレスで野垂れ死にするよりは」なんて考えるヤツも必ず出てくるし、逃げ切れる可能性だってあるのだから、やって「損」はない。「犯罪の利益＞逮捕の危険性×刑罰の重さ」なのだし。

これからは、犯罪も格差と同じように二極化するでしょう。貧乏人の犯罪は短絡化し凶暴化する、富裕層の犯罪は変態化する。
凶暴化し変態化する犯罪 | トヨタ期間従業員に行こう

なんてことが実際起こっている。

犯罪を未然に防ぐための、事前の選択肢として、経済的格差の問題に対して積極的に対応するという手段がある。治安情勢と経済状況、犯罪と経済状況の間に相関が見られるということは広く知られた現象であるが、例えば、所得不平等度を示すジニ計数と、少年犯罪の間に相関が見られる[45]。
厳罰化 – Wikipedia

なんてことはよく知られていることで、あのリーマンショック後にはコンビニ強盗、タクシー強盗なんてものが毎日のように起きた。そして愛知県内で犯罪が凶暴化し多発化するたったひとつの理由 | トヨタ期間従業員に行こうなんてことも書いたりした。
結局、あれから「経済格差の問題に対して積極的に対応する」ということもなく、格差は拡大するばかりで、もうそれはどうあがいても縮まることのないものとして、固定化しようとしている。それも国家主導でだ。

それにもうすでに非正規という（雇用体系の）集団がこの国には存在して、そしてそれを国家と国民が必要としている。ちょうど昔の穢多・非人のように身分制度のように。
期間従業員の募集は終了しました

多くは格差が是正されるなんて思ってはいない。正社員での雇用だけではなくて結婚なんてことも諦めている人も多いし、これからはもっと増える。家族や社会という絆の喪失、完全なる個人の増加、そのことがさらに犯罪を増加させる。
この２月に豊橋市内で報告のあった不審者情報を下に転載した。これに加えて放火や殺人も増えている。治安は確実に悪化している。異常とも言える。「死刑」がなくなれば、犯罪が増えるような予感がする。あっても増えているのだから、なくなれば減ることはないと思うのだけれど。
○発生日時　平成24年2月14日（火）午後5時ごろ　
○発生場所　豊橋市富士見台六丁目地内　
○状況　下校中の女子生徒が、軽自動車に乗った男(20～30歳位)に「500円あげるから、ついておいで」と声を掛けられた。
○発生日時　平成24年2月14日（火）午後5時ごろ　
○発生場所　豊橋市伊古部町地内
○状況　下校中の女子生徒に、男（30～40歳位、身長160～170cm、クリーム色パーカー、短髪）が、声を掛け、下半身を露出した。
○発生日時　平成24年2月12日（日）午後4時10分ごろ　
○発生場所　豊橋市南牛川一丁目地内　
○状況　女子児童2名に、男(30～50歳、中肉中背、上下黒色の着衣、メガネ)が、下半身を露出した。
○発生日時　平成24年2月8日（水）午前6時30分ごろ　
○発生場所　豊橋市牟呂公文町地内　
○状況　女子生徒2名に、軽自動車（銀色・水色）に乗った男(25～35歳、ぽっちゃり、黒い短髪、白Ｔシャツ、ジーパン、メガネ)が、声をかけ、つきまとい下半身を露出した。
○発生日時　平成24年2月4日（土）午後7時ごろ　
○発生場所　豊橋市花田町地内　
○状況　帰宅途中の女子生徒4名が、自転車に乗った男(黒色のニット帽、マスク)に、後をつけられ携帯電話で写真を撮られた。
○発生日時　平成24年2月4日（土）午後3時30分ごろ　
○発生場所　豊橋市西小鷹野二丁目地内　
○状況　女子児童に、男(40歳位、身長165cm位、痩せぎみ、頭髪短め、メガネ、無精ひげ、グレーの軽自動車(バックミラーに犬のキーホルダー))が、下半身を露出した。
○発生日時　平成24年2月1日（水）午後4時30分ごろ　
○発生場所　豊橋市小松町地内
○状況　遊戯中の男子児童5名が、カメラを持った男(50歳代、身長170～180cm、普通体格、コート、ニット帽着用)に、何回も写真を撮られた。

鬼祭りの法被。記事とは関係ありません。