半夏生とタコとドラゴンズ

セ・リーグ公式戦中日対広島があったのが一昨日の2日で、ちょうどその日は、たぶんドラゴンズファンの日ごろの行いが良いのだろう梅雨の中休みでとても天気の良い一日だった。
野球、特にドラゴンズなんてのは興味がないので、たまたま乗せた客が選手だったとしても、人相が悪ければ「うわ~、へんな人たち乗せちゃったよ」なんて野球選手によくある勝負師としての厳しい人相だけではなくて、その体格なんてものから反社会勢力の方々なんてことが真っ先に浮かんでくる。たとえそれが「岩田の球場まで」なんて言われたとしても、「ダフ屋かよ」なんて思う程度の野球音痴なのだ。
運転手の中には大ファンの人もいて、わざわざ休日出勤をしてまでもその選手との遭遇を期待しているようで、それはタクシー運転手としての数少ない役得みたいなものなんだろう。それにそういった芸能人との遭遇を、業界への就職理由にする人も、きっと中にはいるに決まっている。求人に「もしかしてAKBとドライブできるかもしれない。会いたかった~イエ♪」なんてキャッチを付けると、若者の募集が増えるかもしれない。「ドラゴンズ選手に」でも良いけれど…。
地方だとそういった機会も少ないのだけれど、それでもコンサートなんかがあると、たまに芸能人を乗せることがある。とは言ってもそういう役はベテラン運転手だけの特権みたいなもんだから、ボクには無縁のものなのだけれど。
年に一度の公式戦、今年は延長12回までやったので、終わりが混雑したらしい。延長の試合後は観客だけではなくて報道関係者も慌てているのでいつもそうなるらしい。通信技術が高度に発達して情報が瞬時に飛び交う時代になったとしても、人の移動まではWifiで、なんてことは不可能なので、昔通りのタクシーなんてことになる。最終の新幹線に間に合わなければそのままタクシーで名古屋まで、なんてことにもなるだろうし。
まあ、それでも慌ただしいばかりで、それほど売り上げは伸びなかったというのが個人的感想。いつもの平日よりは良かったのだけれど。それでも一大イベント、祭りだったので、豊橋市全体にとってはかなりの金額が落ちたのだろう。それはたぶん「TOYOはしごでナイト」なんてのとは比べ物にならないぐらいだったかもしれないし…。
その7月2日は半夏生だった。タコを食べた。
半夏生にタコ、なんてのは初めて聞いた。というか、スーパーに行ったらタコフェアをやっていた。「半夏生にはたこ焼き」なんてものまであって、少し笑った。恵方巻きのように一般的になってコンビニなんてところでもやるようには…どうなんだろう、難しいかなあ。

関西では豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。これは、作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するといった意味が込められているそうです。タコには、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。蒸し暑さが強まり疲労が増してくるこの季節にタコを食べるのは、栄養面からみても理にかなっているといえそうですね。

食育まめ知識 半夏生とタコの関係? /食育大事典
タウリンかあ。それならリポビタンでも飲んどけばよかった、なんて思ったのだけれど、それもタコの祭りだった。気がつけば日付が変わって3日になっていた。半夏生の次の日にタコを食べたけれど、良かったかなあ、なんてこれまた後悔したのだ。
半夏生とタコ

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