早い梅雨入り、昨日からの雨、洗濯物が乾かない、部屋に干して扇風機を回す、買物に行きたいのだけれれど、雨、いや雨でなくとも休日はひきこもり。「晴れた山に行きたいなあ」なんて思っていたとしてもかなりの確率で実行されずにいるに違いない。どうして人は「外に出なければいけない」なんて脅迫されるのだろうか。それは消費活動と関係していて、そして子どもの頃から聞かされてきた迷信に由来している。どうして子どもは外で遊ばなければならないのだろうか。そんなことはけっしてない。そして何度も書いてきたけれど「友達100人でき」なくても良い。
結婚しなければいけない理由も、働かなければならない理由も、ボクには分からないし、分からなくても良いと思っている。分かったふりをする人たちがいくらその理由と説いたとしてもそれはほとんどステマのようなもので、利己のためにそのほうが都合がいいというだけ。100年もすれば「やっぱり1億なんて多すぎたよね、6000万人ぐらいがちょうど良いよね」なんて言うに決まっている。国家的には納税が増えるほうが良いに決まっている。コンビニチェーンのように、ビルトアンドスクラップを繰り返して店舗数増加による利益拡大という手段が正しい。

無職で引きこもりです。二年半仕事していません。どうしょうもないクズです。産まれて来なかったほうが良かったでしょうね。どうしていいかわかりません。情けない限りです。

どうして「無職で引きこもり」が悪いのですか？
たぶん多くの人は羨ましいと思っている。ボクもそのひとりで、出来るならばそんな生活をしてみたい。ところがボクには食わせてくれる家族もいなければ、資金もないので働かなければならないだけのこと。でも60歳になれば、いやその前にでも世間からリタイヤするつもりでいる。早かれ遅かれ人は引きこもる。何度も書くけれど、ホームレスという願望もある。
空海も達磨大師も引きこもって思想した。ボクも世間の澱の中から這い出して自分自身をじっと考えてみたいと思っているし、あくだけ読書をしてみたいと思っている。それには仕事なんて人間を拘束するものが邪魔になる。世間なんてしがらみが邪魔になる。弥勒洞にこもりたい。テントの中で過ごしたい。
まだ仕事に未練があるのなら、地図をおぼえなさい。地理に詳しければタクシードライバーになれる。タクシードライバーに限ったことではなくて、なにかに詳しくなればそれはそのまま自信にもなるだろうし、需要にもなる。
あなたを必要とするとことはまだまだたくさんある。そのまえにあなた自身があなたを必要としているのだろう。あなたの欲望があなたを必要としていると言ったほうが良いのだろうけれど。