ゴールデンウィーク2014 ~「銀二貫」芦田愛菜ちゃんの天才~

ゴールデンウィークが始まったようだ。トヨタ自動車は今日から5月5日までの10連休だそうなんだけれど、正社員はともかく非正規である期間従業員諸君はその間、収入がないので迷惑なのかもしれない。ボクがいた頃も寮に引きこもってとにかく出費しないようにまるで修行僧のような生活をしている人たちがかなりいた。ゴールデンウィークは非正規社員にとって修行の日々なのだ。
オフィス街や工場城下町にある飲食店なんてのも長期連休中は暇になる。タクシー業界も同じで暇だ。夜の街には同僚や友だち同士なんてのがいなくなって、旅行も帰省もしないひとり客が多くなる。季節外れの蚊がしつこいように、そんなこの時期の酔っ払いは性質が悪かったりする。クリスマスや大晦日、お盆なんてのも同じだけれど。
ボクはお姉ちゃん目当てに夜の街に出たりはしない。そういう甲斐性もない。最近は、というか、今年になってドラマを観る機会が増えた。最近よくこのブログに書いている「花子とアン」、先々週から始まった「銀二貫」なんてのを、(普通は撮りだめしているのを観るのだろうけれど、そんな設備<機器?、ディバイス?>がないので)NHKオンデマンドの「見逃し見放題パック」でネット経由で観ている。NHKは素晴らしい。 
テレビもねえ、ビデオもねえ…まるで「おら東京さ行くだ」の世界みたいだけれど、そのほうが暮らしやすい。NHKの視聴料も払わなくていいし…。なんせネット環境があればどこでもいつでも観ることができるのだから、ボクのような不規則な生活をしている人たちには良いかもしれない。クルマの中にいつもはながいる…。(なんて安っぽいキャッチだね)
花子とアン、「嵐を呼ぶ編入生」も面白かった。仲間由紀恵さん演じる蓮子…。そう言えば吉平が「初めて娘に手を上げました」と言ったはなを叩いた時の台詞について考えたんだけれど、例えばはなの妹のかよは学校にも行かず製糸工場に女工として人身売買のように就職しているように、時代が女性や子供に対して人権意識が乏しかった頃だろうと考えると(人権というよりも家族の幸福のために働きに行く場合が多かったかもしれないが)、「手を上げない」父親というのはかなり珍しかったのではないかと思う。
蓮子と兄の関係性が、その台詞と「手を上げた」という行為で際立つ。まあ、こうした物語においての対比効果ってのはよく使う手だとしても、うまく練られてるなあ、なんて久しぶりに朝ドラを観たボクとしては「ふ~ん」なんて感動したりもする。まあ、なんせ20年ぶりに連続してドラマを観るのだから、いろいろ感動することもある。
「銀二貫」も面白い。特に2、3回目の芦田愛菜さんの演技は素晴らしい。彼女のことは知っていたのだけれど、天才子役なんだなあ、というか、子役ではなくて、天才なんだなあ、なんてこれまた感動したんだ。芦田愛菜さん恐るべし。
ドラマって本当に面白いね。ということで、連休はドラマ三昧なのだ…。
「銀二貫」芦田愛菜
NHKオンデマンド

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