豊橋まつり
2017年10月21日
台風の影響で明日22日の行事はすべて中止のようだけれど、それはそれで哀しい人も、あるいは嬉しい人もいるんだろうね。
祭りに参加することもないんだろうと、遠く故郷のことを思い出しながら、雨の街を歩くのは、遠くから聞こえてきた祭囃子に誘われたから。だとしても、冷たい雨は心の奥底まで染み入って、ただただその祭りの光景を、人々の喧騒を、ボンヤリと他人事のように眺めるのは、もう慣れてしまったし、それが似合っているようにも思う。
逃げるように広小路を避け、その一瞬の裏側に存在する侘しい花園町の寺の境内にいる。屋台の灯も届くことなく、永遠のそうして漆黒の闇と雨音が、過去を弔う。
雨の中にいる。もうたっぷりと水を吸ったベンチに座る。凍える手で冷え切ったカップ酒のフタを開ける。一気に飲んだ。祭りの夜だ。
田原笠山さん、こんばんは。今回の台風もいつも通り強いですね。選挙投票は大丈夫でしたか?私もずぶ濡れになりながら、投票へ行きました。
昨日、豊橋まつりがあったのも外出してから知りました。いつからか自分は、楽しむ側から見てなんとなく「いいなあ」なんて思う側になっているのに気付きました。きっと最初からそういった性分だったんだと思っています。
これから寒くなりますので、お身体にお気をつけて下さいませ。