雪が降る前に
2017年1月14日
子供の頃は雪が楽しみだったのに・・・。
ニュースでは「注意」や「警戒」なんていう、嫌な、そして怖い文字が流れている。ちょうどセンター試験の日で子供たちの不安も、そのニュースの量と比例して増していったのだろう。こんな寒い時期に、人生を決める試験を行わなくてもいいのに・・・。
それでも週末で「影響」は少ないらしい。ちょうどライン作業のように流れている街で、ボクたちは、24時間365日、休まずに働き続けなければならない。成長こそが美徳なのだ。
「雪、降らなきゃいいのにね」
ボクは、鉛色の空をにらんでそうつぶやいた。経済とか成長とか、そんなボクたちの生態のために、すっかり悪者にされた雪は、鉛色の空の中で準備万端のようだった。
晴耕雨読、そんな生き方のほうがニンゲンらしいに決まっている。電車とか飛行機なんてことよりも、ほんとうは、北国の人たちの大変さとか、豪雪地方の災害なんてことを、真っ先に考えていたい。それに雪を職業にしている人たちのことを考えていたい。
そうしてこんな雪の日に人生が決まってしまう教育制度、それもどうもニンゲンらしくないように思う。試験の点数よりも、ほうんとうは、雪道を必死の思いで運転しているバスの運転手や、寒風の中で試験会場の警備をしている人や、合格を祈っている親のことを、真っ先に考えることのほうが、大切だと思う。
そのことが、どういうことかということかということを理解するほうが、その問題を解くことのほうが、本当は大切なことだと思っている。
2016年1月16日の積雪
>けんちんうどんさんへ
いつもありがとうございます。
良い一年でありますように。
今年もよろしくお願いします。
>元2塗装さんへ
どうも、お久しぶりです。
ボクは、9年ですか・・・。
もうあの生活は無理だろうと思っています。体力もなさそうだし・・・。
ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
>のなさんへ
寒いですね。寒いと、また外に出ることが少なくなって、少し落ち込んでいるのかもしれないと、心配はしていますが・・・。
風邪に気を付けてください。
おはようございます。ホント、そうですよね。お体、ご自愛下さいませ。
期間工を辞めてから、8年が経ちました。
期間工時代から見ていますが、このブログのおかげで原点を見失わずにがんばれています。
本年もよろしくお願いします。(ってもう小正月過ぎですね)
田原笠山さん、こんにちは。
「北国の人たちの大変さとか、豪雪地方の災害」
「豪雪地方の災害」
「雪を職業にしている人たちのこと」
「雪道を必死の思いで運転しているバスの運転手や、寒風の中で試験会場の警備をしている人や、合格を祈っている親のこと」
笠山さんのおっしゃる通りですね。
私は65歳になりましたが、やっと、そのことが少しだけ分かるようになりました。