西浦園地
2025年11月19日
蒲郡市西浦町、西浦半島の最先端。標高の高い岬の頂に位置する「西浦園地」は、昭和28年の温泉湧出から始まった西浦観光の歴史を、その高台から見守り続けてきた場所です。
昭和の観光熱を彩った岬の歴史
昭和33年の三河湾国定公園指定、そして昭和38年の蒲郡市合併を経て、西浦は空前の観光ブームを迎えました。
華やかな交通手段
かつては猿ヶ島やうさぎ島への遊覧船、さらにホーバークラフトや水中翼船が波を切り、昭和47年には年間60万人を超える利用者がこの地を訪れました。
開園の背景
こうした観光需要の急増に応えるべく、昭和43年(1968年)、三河湾を一望できるこの地に西浦園地が開園しました。
感動を呼ぶ「夕陽が彩る丘」と映画の風景
園内の南西側に位置する「夕陽が彩る丘」は、その名の通り言葉を失うほどの夕景が広がります。
ロケ地の絶景
展望デッキからの眺望は、映画『マリッジカウンセラー』のロケ地にも選ばれました。眼下に広がる青い海が茜色に染まる瞬間は、訪れる人の心に深く刻まれます。
四季の花々と桜
蒲郡有数の桜の名所でもあり、海と空の青に桜の淡いピンクが映える光景は格別です。椿やつつじなど、一年を通じて色彩が絶えません。
歴史と物語が息づく散策路
広い園内は、ただ景色を楽しむだけでなく、文化的な香りにも満ちています。
愛のシンボルと文学
寄り添って立つ「よりそい松」や「真実の鐘」は訪れる人の絆を深め、小田実希次の句碑や、万葉集の歌を辿る「万葉の小径」は、古の人の心に触れる機会を与えてくれます。(「菖蒲あや句碑・小田実希次句碑」)
自然の遊び場
遊具こそありませんが、丘の下の橋田鼻・松島遊歩道へと続く道は、子供たちが潮風を感じながら自然を五感で楽しめる最高のフィールドです。
三十年のあゆみ 愛知県観光協会 – 国立国会図書館デジタルコレクション
西浦園地の画像






地図・行き方
駐車場は西浦園地入口にあります。また、公共交通は、名鉄バスが蒲郡駅から出ています。西浦温泉前下車徒歩、坂道が続きます…。
