金剛寺 – Om Mani Padme Hum

金剛寺は 蒲郡市三谷町にある高野山真言宗の寺院です。山号は三谷弘法山、本尊は子安大弘法大師です。つまり、あの東洋一と言われるお大師様が本尊ということです。

金剛寺の開山と弘法山の開発

この通称「弘法山」は、昭和11年から蒲郡町と三谷町の都市計画区域が定められたことによる、観光地化により開発が進められました1

開発化の流れの中、滝信四郎氏が自費で、弘法山に子安弘法大師像を建てます。そして、昭和13年4月17日に開眼供養が行われます。瀧信四郎氏2は「瀧兵右衛門商店」(現在の、タキヒョー株式会社)の5代目でした。

そして、戦争をはさみ、33年に三谷温泉ロープウェイが開通します。また、翌年34年には弘法山遊園地が竣工し開発がすすみました。

子安弘法大師像が開眼した同じ年に、金剛寺がこの地で開山します3

金剛寺の開山を、大同年間(806年 – 810年)とする説もあるようです。しかし、明治23年測図の『1/20000蒲郡』にも見あたりません4)。違う場所にあった寺院が、子安弘法大師建立とともに移ったと考えられます。5

金剛寺のマニ塔

それにしても、この寺院は壮大で荘厳です。そして美しい。本殿やマニ塔からの眺めも、すばらい寺院です。それに、このマニ塔です。マニ車が108あります。そのマニ車を回すと、塔の中にある大きなマニ車が回る仕組みになっています。

「マニ車」は経文(スン)の入った筒を時計回りに一回まわすとお経を一回読んだ功徳(くどく)、という非常に便利なものであり、「摩尼輪塔(まにりんとう)」と「マニ車」は大日如来を拝む為の物と考えられています。

 

金剛寺の歴史|【公式】三河高野山 金剛寺

弘法山・乃木山を中心とする三谷地区には、昭和33年ごろの春・秋には20万人近い行楽客で賑わったと言われます6

現在は、ロープウェイもバンビセンターもプラネタリウムもありません。がしかし、金剛寺は一見の価値ありです。訪れた日には、急に吹雪いてきて、なにかの力を感じた、そんな弘法山金剛寺です。(展望デッキでの花見もおすすめです)

  • 寺号 三谷弘法山 金剛寺
  • 本尊 子安大弘法大師
  • 宗派 高野山真言宗
  • 創建 昭和13年(1938年) 寺本快俊僧正
  • 霊場
    • 三河新四国八十八か所霊場 45番、46番札所
    • 三河白寿観音霊場 2番札所

金剛寺の画像

地図・行き方

  1. 蒲郡市誌 本編 – 国立国会図書館
  2. 蒲郡開発にたいへん貢献された人で、弘法山には銅像が建てられています。
  3. 蒲郡市寺院悉皆調査報告書 – 国立国会図書館
  4. 今昔マップ on the web
  5. 『蒲郡の夢 滝信四郎が蒔いた種』には、「仏像の前に『金剛寺』というお寺も建てられた。ロープウェイ建設のため、現在は仏像の北側に移動している」との記載があります。
  6. 蒲郡市誌 本編 – 国立国会図書館

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