大蔵寺 設楽の寺院

大蔵寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で山号は鷲峰山です。鎌倉末期(1330年ごろ)、寺脇城主の後藤弾正の創建と伝えられています。慶安二年(1649)には、将軍徳川家光から18石1斗(約2715キログラム)1の朱印地2が与えられました。

大蔵寺と『名倉談義』

この大蔵寺は、宮本常一の『忘れられた日本人』に収録されている『名倉談義』の舞台でもあります。大久保、猪ノ沢、社脇の3集落の「年寄りの座談会」(名倉談義より)がひらかれました。それを聞き取ったのが『名倉談義』です。昭和31年のことです。

大蔵寺の画像

場所・行き方


  1. 1石は10斗=100升、1升が約1.5キロとして計算
  2. 年貢を免除するというもの

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