充電の問題なのだ へんろ道にありますか?
月落烏啼霜滿天、10月になり旅の準備も整ったのだけれど、問題はスマホの充電…充電の問題なのだ。
16年前はガラケー、それも通話ができるか、だけが問題だった。しかし、遍路の必需品でもなかった。どちらかというと、デジタル一眼レフカメラの充電が気になっていた。それだけの問題だったので、7日に1回の充電でも、いや、10日に1回でも…だった。
ところが、16年後の今は、地図もカメラもスマホに頼っている。それに、GPSロガーを作動させると1日1回の充電が必要になってくる。
ChargeSPOTで充電
ということで、10000mAhと20000mAhのモバイルバッテリーを装備する。4000mAhとして7回は充電できる計算になる。(もっと少なく見積もっていますが)つまり、7日分の電源。
この他に、コンビニや携帯電話ショップに設置されているChargeSPOTを利用する予定。ところが、遍路道沿いには設置されている店舗が少ない。コンビニはあったとしてもChargeSPOTがなかったり…
日本設置数シェアNo.1モバイルバッテリーシェアリング | ChargeSPOT
10月5日現在、19番立江寺までの遍路道上にない。(ただし、徳島市街地を経路とする場合はあります)
それで、ネットを検索しているとソーラーパネル(Ankerの製品)を携帯し巡礼していた人を発見…。しかしなあ、1キロはなあ……。重さよりも、わしのスタイルではないだろう、と。
充電の問題なのだ
ということで、次のような解決策を考えた。
- 3日に1回は旅館、ホテルなど電源のある場所へ宿泊
- 托鉢をする
1は、わしのスタイルではないしなあ…後ろ姿はしぐれていたい。
2は、「あ、米はいらないんで、充電させてもらえませんか」とは、なかなか言えないかもしれない。米も充電も、となっては卑しすぎないか…。
と、朝から考えている……。もうこの時点で、しぐれていないんですけど……。
うしろすがたのしぐれてゆくか 山頭火
10月4日
酒が切れていたが、買いに行くのも面倒だったので、ジンを飲んだ。
雨が降っていたので、終日ぼんやり。少し運動した。
『三度目の殺人』を鑑賞。訴訟経済という言葉がでてきたが、裁判、つまり人を裁くにも効率やコスパなんて概念があるのだなあ。これでは、なにが真実なのかは歪められる。いや「真実は誰にもわからない」のかもしれない…。