飲酒運転で辞職 危険感受性の低い人たち
豊橋市議会議員が飲酒運転で辞職した。相変わらず「これぐらいなら」という人が多いのかもしれない。そして常習化している人も多いかもしれない。検挙されない、という成功体験が常習化を加速させる…。
愛知 豊橋市議が議員辞職 酒を飲んで車を運転|NHK 東海のニュース
議員辞職したのは、愛知県豊橋市の堀田伸一市議会議員(63)です。
豊橋市によりますと、「堀田議員が敬老会で酒を飲んだあと車を運転していた」などと、今月17日、情報提供がありました。
議長などが聞き取りを行ったところ、堀田議員は酒を飲んで運転したことを認め、20日付けで議員辞職しました。
辞職ではなく懲戒解雇なのがタクシーやトラックなどの自動車運転職。業務前に呼気から少しでもアルコール分が検出されるだけで、始末書…2度目には懲罰、3度目は懲戒解雇…。となる会社もあります。それぐらい厳しいということです。
通勤前に自宅でアルコールチェックを行う会社もあります。そして出社、再度点呼でアルコールチェック…。それぐらい厳しい。つまり、飲酒運転は危険だからです。
飲酒運転で辞職なんてことが起きる。それも情報提供、聞き取りの後に…。政治家の危険感受性のレベルが低くなるということは、市民の命に対しても軽く考えがち、ということではないでしょうか?
9月21日
『TAR』字幕版はなくなって吹替版しかないのですね…
ケイト・ブランシェットさんの迫力ある演技に引き込まれ、あっという間の2時間半でした。最初のシーンは2度観ると、というか、2度観ないと分かりにくいかも…。
最初の作品の偉大さと作者の属性について、マックスを批判するシーン。確かに、属性やよって判断することは誤っていることかもしれない。しかし、そのことがTAR本人の行為を正当化させることにもなる。いや、その属性による判断が受け入れないことも多い。
世界は正しいことよりも、例えば慣習や文化、それよりももっと小さな感覚で成り立っている。天才や支配者(それは指揮者と言ってもいい)は、そのことを忘れがちで、独善的になりやすい。
ということも考えながらラストシーンに…そこでもやはりTARの世界を作り出そうとする。それは実は神に近い行為なのかもしれない、と。
そろそろ涼しくなった日曜午前10時、雨は止んで晴れ間も…