路地へ

なにもなし…

17時30分ぐらいから散歩に出かける。今日は違ったルート、北上してみた。車では通れない路地に入ると、少しだけ昔の感じがする。驚いたのは、エアコンの室外機。引き戸の玄関の前に置いているお宅があった。まあ、確かに、反対側を開けようとする人もいることを考えると…。つまり両得になるのか、と。

この辺りは昔からの家屋も多い。そのためか、低い家屋もある。そして創意工夫が施されていたり…それが室外機置き場だったり…。廃屋というか、無人の家屋もあって、住むこともなく、そのうち取り壊されるのだろうなあ。そして、マンションが建つ。街がコンパクトシティになってゆくのだろうなあ…。

今も、駅前の古いビルは取り壊され、高層マンションが空に向かっている。その1階や2階は店舗用になっていたり、広いエントランスホールになっていたり…。その敷地が数十棟もの家になる。徐々に、人口は減りながら人々は密集されてゆく。確かに、家は密封され居心地が良くなるのだろう。でもね、それってなんだか養鶏場みたいなんですけど…

きっと、僻みみたいに聞こるかもしれないなあ…まあ、景色が良いだろうとは思う。そしてそれは羨ましい、と思う。