新米と塩

新米が届く。いろいろなものごとが思い出される。

米不足と言われている。（しかし、それは農業政策の知恵不足なのではないか？）ということもあり、今年はさらにありがたみが増す。さらに、無職になったということもあり増し増しになっている。加えて、秋が感傷的にさせる。

新米や塩打って焼く魚の味

という井月の句があります。この句が好きなのは、新米の「甘さ」を「塩」が強調し、口の中にその味が広がってゆくようではありませんか？さらに「焼く魚」から香まで感じます。もうひとつ付け加えるなら「打つ」でしょうか。米を研ぐ、塩を打つ、そんなリズミカルな「音」までも…

そして、この中に非常な幸福感を見出すことができまます。それは井月だから、いえ、それが井月なのだろうと考えています。

新米が届くと、この句を思い出します。そしてあの頃の思い出、その風景の中の些細な部分が蘇ってきます。人生は、長いようですが、思い出はかなり圧縮され、いとも簡単に展開されます…

新米や…

9月8日

9月8日昼食

18時ごろから散歩。それまでは、思い出せないぐらい繰り返しの時間の中。散歩からの帰り道にスーパーに寄る。しかし、卵も缶チューハイも高いので買わず。その代わりに、もやしと饅頭とキャベツの千切りを買って帰る。高いと言っても10円20円の差なんだが…

ちょうど新米ご飯が炊けていたので、めざしを焼き、味噌汁を拵え、20時ごろ夕食。その後、『暗殺』を観る。これは2度目かな…。

植民地化による悲劇にはこう言ったこともある。いや、意図的に民族同士の対立を煽ることで統治しようとする。それは卑怯な行いだろうチョン・ジヒョンはかっこいい。あと、日本語がなあ…。24時前にエアコンを切って就寝。6時ごろ起床。今。