腐ったリンゴ、組織論(1)
腐ったリンゴを取り除かないから、その腐敗した環境が組織や企業の風土となる。
腐っている、ということに気が付かない。だから、泥棒をしたとしても「盗人にも三分の理」なんてことを言って、またそこから腐敗が始まる。あとはすべての倫理観が麻痺してしまい、組織自体が腐敗してしまう。
組織の中の愚か者を上司が放置したり、甘やかしたり、大目に見たりすることほど、企業に害をなすことはありません。そうした甘やかしは組織の信頼や士気を損ないます。信頼と士気がなければ、競争力の要である協働や迅速な対応は当然難しくなります。
組織から愚か者をなくす真の決め手は、現在いる愚か者を辞めさせることです。そして、その理由を全社員に明らかにすることです。価値を守らないからクビにしたのに、「ジョーは家族と過ごす時間を増やすために退職した」というようなつくり話でごまかすのはまったくの誤りです。
腐ったリンゴを取り除く努力はやめてはなりません。彼らは企業には腐敗そのものですから。
組織内の「腐ったリンゴ」を取り除きたいのですが | プレジデントオンライン
例えば、タクシー会社は公共という利他的な思想を基盤とする組織だと思う。その利他的な思想を基準とする組織に倫理観や道徳観のない人々が多くいるということが、これまで、そしてこれからもタクシー業界の社会的地位が上がらない要因だと考える。それは歩合給制の賃金制度や、それによる労働条件に原因があるとしても、多くの労働者の意識は「公共」とはかけ離れ過ぎている。
不正、不義、不倫、欲望をコントロールできない人の就職の受け皿になっていたということも、腐ったリンゴを増やし腐った組織にした理由のひとつだとしても、それもこれも、やっぱり利己的な個人と経営者、要するに利益優先、超資本主義的経営観念のせいだ。腐った業界に未来はないのかと思う・・・。いや、業界には「未来」なんてコトバさえないのかもしれない。
モラルのない業界でモラルを説く愚かさ・・・。
森道市場にて
倫理観がない人を表現するのに、よく「欲望を上手くコントロールできない」人ということがあります。 たとえば、犯罪や不倫がそうでしょう。 このタイプの倫理観がない人は、説得も通用しないことが多いので、適当に距離を置いて、付き合うのがいいかも知れません。
倫理観と道徳観の違い、 倫理観ない人の特徴も合わせて解説 | マナラボ


さといもさん、どうも。
そうですね。
まさにタクシー業界ってのがその通りで・・・。まあ、ボクがイライラしてもしかたないんですが・・・。
こんばんは。
刑事事件はともかく不倫や男女の問題あたりは別に問題ないだろと開き直ってる事はよくありそうです。
駆け落ちで地元を離れて地方になんて話は昔から少なくはありませんし。
仮に問題になっていたとしても処分はしにくい。変な話離婚したら解雇なんて話になったら人権問題になりそうですし。
人手不足だからといって誰でも採用してしまうと結果的に組織が腐ってしまう方向になる事はあるでしょう。
会社の信用が下がり他の従業員の士気も下がってしまい勿論顧客からも見放されてしまいます。
どうも。お久しぶりです。
そのうち腐っていることも分からなくなると、自分たちを常に正当化するようになる、そうなると全滅する。
まあ、まだ一部食べられるところを残すってのも正義かもしれないなあ・・・どこかのアメフト部のように廃部もできんだろうし、どこかの会社みたいに解散もできないだろうし・・・。
「感染るんです」
吉田戦車の漫画はよく読んだんだが・・・。
ご無沙汰しております。
前田二丁目と名乗ってましたが、諸事情により現在生きているのかいないのかもわからない母親の旧姓を名乗ります。
守屋と申します。
「腐った果物」は腐ると同時にエチレンガスを出す。そのため無事であった「果物」もエチレンガスの影響で完熟する速度が速くなる。よって『最初に1個腐ると周囲がどんどん腐っていく』という事から。
コピーを貼らさせていただきました。
腐る というのは感染るわけだ。
感染る系の映画や漫画には一定の人気がありますね。
「ドーンオブザデッド」というゾンビ映画は絶望的な終わりかたをしますが、
腐った人間もナントカガスを出しているのか、
そのために周囲の人間もゾンビになるのか、
ゾンビではないか、
「その腐ったリンゴ、よく見て、まだ一部食べれるとこがあるよ、」
なんて言ってちゃダメか、
ではまた
守屋